人生初の東南アジア
※このブログは現実を現実として捉え、客観的かつ偏見や差別は全くいれずに記述していることをまず誓います。
2014/8/24~31にかけて、生まれて初めてベトナムに行ってきました。
目的としては大学のゼミの活動の一環で、
アジアの大学の研究会と合同でケースをといたり論文発表をしたりするイベントに参加しました。その後、2泊3日で別の都市へ移動し、個人的に観光して帰国しました。
ソーシャルビジネスの観点からベトナムを見てこようという思いで向かいました。
まず第一印象としては、
Peaceful
空港からハノイのホテルに大型バスで向かう間に見える景色からは
そう感じました。
もちろん、「蓋をあけてみれば最悪だった」ということではないです。
数日過ごしてわかったことはやはりインフラの不整備。特に交通。
亜熱帯気候特有の突然の大雨(スコールとはちょっと違う)で、
排水設備の整っていない道路は洪水状態
基本の交通手段がバイクの現地にとってはかなりいたいはず。
さらには交通ルールの無秩序
よくあれで事故が起こらないものだ。
車線無視、信号無視、大量のバイク。。。。。。
でも一概にこれが問題とは言えない
なぜならそれは先進国の価値観だから。
これが現地の人にどういう思いを抱かせていて、どういう問題があると思っているのか、
これが本当に知りたいこと。
現地視察というのは
・そこに住む
・現地の人と話す(通訳必須)
だと思いました。(当たり前か。
ハノイの町並みはこんな感じ
これは旧市街なので、もっと発展して栄えているところもあります。
後半の観光ではダナンとホイアンという都市へ。
リゾート地であるのと最近IT企業が進出してきているらしいとのことでハノイに比べてだいぶ綺麗でした。
しかしタクシーで通ったときには気づかなかったけれど、
なぜか道沿いにたまって悪臭を放つゴミたちが。。。
でも一応片付ける人はいるらしい
歩けばわかりますが、収集車がいても何の意味があるのだろうというほど長い距離に(2kmかもっと)ごみがたまっている。
もちろん素敵なところもたくさんありました。旅ブログではないので割愛します。
このように観光程度じゃやはりインフラ不整備という目に見える現状しかわからないのでなんともいえないですが、逆に感じたことはスタンスとして持つべきものは
現状回復 ではなくて 未来向上 (造語です)かな、と。
今を何とかしようというよりは、未来がよりよくなるためにこれをしよう という感じ。分かりやすい例は教育だと思う。ボランティア兼スタディツアーももハノイ・ホーチミンで行われているし、教育に関してより世界を見て行きたいと思った。
うまく伝えられていない感が否めませんがここで締めます笑
東南アジアの都市部はだいぶ発達している
食費も交通費も相当安い。ので多分人権費も相当安い。
ここに企業進出するのもわかった。
ほかの東南アジアの国も訪れたいな。
結局食べ物の話を。
私の大好きなアイスクリーム
ベン&ジェリーズ
2012年に表参道にオープンして
話題になったときに行きました。
このとき食べたのは
ベイクドアラスカ
と、
多分チェリーガルシア
ちょっと見づらい。
LAでは普通にコンビニでも買えるけど
(しかもパイントサイズ)
日本ではお店に行かないと買えなくて
しかもお店も原宿と表参道の間くらいだからアクセス悪くて(笑)
けど最近やっとカップ販売が!
ベン&ジェリーズの特徴は、
チャンク(アイスの具)が大きいこと!
ごろごろとクッキーやらチョコレートやらチェリーが入ってる!
でもカップの方はさすがに少し小さくなってた………ちょっと残念…
そんな矢先、
5/15発売のビックイシューにもベン&ジェリーズのことが載っていて!
チャンクが大きい訳が書かれていました(°_°)
そして今読んでいる本も
ベンがパートナーと起業し、四半世紀にわたって率いたベン&ジェリーズ・アイスクリームという会社については、知る人も多いだろう。彼らが経営していた間、ベン&ジェリーズは社会的企業として世界的に認知され、ベンは「ソーシャルビジネス」をもっとも豊かに表現した人物として知られていた。
(9ページ、著者からの手紙 より)
そうだった!べんじぇり、ソーシャルビジネスやってた!
盲点
1番有名なのはフェアトレード原料を使っていることですね。
他にもいーろいろなことをやっているのですがいろいろすぎてとりあえずホームページみたほうが早いかな。
この取り組みが社会貢献、とかいうレベルではなくて
もう企業理念が社会的責任を追及することだから、
人にも社会にも優しいキャンペーンや取り組みを行っている感じなんですね。
というかタイトルだけで借りたから開くまで気づかなかったけど↑の本の著者がべんじぇりの共同経営者ベン・コーエンだったw
そういうところダメだなwww
ただ、カップアイスは約300円ほどとお高め。
日本での知名度(ブランド力)でその価格だと購買量は伸びなそうだな。。。
安くしろという意味ではなく、
価格は正直相応なので、
東京にもう少し実店舗増やしてほしいな~(個人的願望)
やっぱり大きいチャンクのアイスが食べたいからね!
本日ビックイシュー発売日
毎月1・15日が発売日。
今日はどこで買えるかなーとおもいつつ
朝、バイトのために新宿へ行くと偶然販売者さんがいらっしゃった!
ラッキーと思って近寄ると
「おはようございます!」と大きな声で声をかけてくださって。
もうそれだけでまず元気に。
そして新刊購入。
なんと飴までくれちゃいました!(笑)
嬉しい!(笑)
なかなかやり手じゃないか!と思っていたら突然
「私ね、この前ハートネットtvに出たんですよ! 15分くらいでてるの!
もうおわっちゃったんだけど、ホームページから見れるから!再放送もあるから!」
と。
「え、そんな(15分も)でてるんですか(°_°)
見てみます〜^^」
そして調べてみた
ハートネットTV:2014年4月21日の放送詳細 - NHK福祉ポータル ハートネット
吉澤さんが、今日お会いした販売者さん!
私は直接お会いしたからもちろんわかるけど、このページ見ただけでも本当、良い人だってわかりますね。
ホームレスの人って、内弁慶だったりコミュニケーション力がなかったりするわけじゃないんですよね。こうやってバリバリ販売している方も少なくないみたいですしね。
それでも上手くいかなくなってしまう、つまりホームレスになってしまう現実がここにある。
原因は様々。
でも今となってはもう原因対策ではなくて結果対策に取り組む必要がある。
ビックイシューは結果対策として素晴らしいシステムだと思う。
問題解決に努めるときって、だいたい原因追及→原因に対してアプローチ→原因を根絶やし=根本的解決 を目指しがちだと思うけれど、実際、結果にアプローチしていかなきゃならないという考え方にこの前出会い、すごく感心した。
例えばホームレス問題のように、原因が十人十色というかもはや百人百色くらい多様なとき。
それから、結果対策が必要っていう考え方はこの前大学の講義で教授が言っていたことなのだけれど、その時はいじめ問題についてだった。
確かに、いじめがあったという事実が発覚したとき、誰の責任だとか原因追及するのも大事かもしれないけれど、いじめ被害者に対する策っていうのはあまり議論されてきてないよね、というお話。
今回のビックイシューも興味深い内容ばかり。まだ少ししか読んでないけどすでに書きたいことがでてきてる。
出会い
そもそもソーシャルビジネスに興味をもったきっかけとは。
これ、まんま留学の志望理由みたいな感じになるんだけど(笑)
去年、「社会問題」という講義を受講していて、ある回で雨宮処凛さんが講演にきてくださったんですね。
日本の若年層の貧困問題に関して活動されていて、たくさん著書もあります。
そこで、自分のいるこの日本にも貧困に苦しむ人が多くいることを知って衝撃を受けました。
例えば、奨学金。
貸与型の奨学金もあるけれど、それだけでは足りなくて返済型の奨学金も借りて大学にいき、卒業する頃には数百万〜一千万近くの借金を負った状態になって社会にでる学生も多くいる、と。
マイナスからのスタートで、その返済が大変なだけでなく、それが原因で結婚できなかったりする人もいる。
せっかく大学に四年間通ったのにそれはひどい。
受講者の中にも、奨学金を借りていて将来そういう状況になるからとても不安だと言っている学生がいました。
それは本人の責任ではなく、社会制度の責任だよなぁ。
極端な話だけれど、トルクメニスタンなんて学費も光熱費も留学費用もタダなのに。(それは資源が豊富だから豊かであるのだけれど。) トルクメニスタンからの留学生は、「自分は将来日本とトルクメニスタンのビジネスをつなぐ役割を果たすから、それが国の利益につながるから、だから国はそのための投資として自分を日本に派遣してくれてお金もだしてくれている。」と言っていた。
話がまとまらなそうなので戻すと、
マンガみたいな話が本当に日本にも蔓延っている。
京都の認知症母殺害事件の話しかり、
(閲覧注意です→ 京都認知症母殺害心中未遂事件のノンフィクション漫画が辛過ぎる・・・ : 2chコピペ保存道場 )
イキガミ(漫画、小学館)のネットカフェ難民の青年の話しかり
(ごめんなさい、何話か忘れました。)
それに衝撃を受けました。
知ってしまった以上、何もしないでいることもできないし、
というか、助けが必要な人達がもっといて、
もっともっと知らないことがあるのかと思うと恐ろしくて。
そこで 社会貢献×ビジネス をキーワードに調べていたらBOPビジネス(BOPビジネスとは - 「魚を与えることではなく、魚の釣り方を教える」) に出会い、
さらに調べていくと社会貢献の仕方は多様であるので、
より大きな集合のソーシャルビジネスに関心を持ち始めた、というのが流れですね。
いかんせん今は知らないことが多すぎる。
少し古いのだけれど
日本の若年層の貧困について
もう少し例をみたい方は
こちらもどうぞ。
雨宮処凛さんの著書のひとつです。
あれになりたい、
これになりたい
というのはいろいろあるのだれけど、
(前回の記事で紹介したプロボノしかりね)
貢献したいのに私が貧困になってしまっては本末転倒なので、まずは社会をみたいということで普通に就職をしたり、新しい働き方を探したり、
そして何より現実を見たいと思っている
のが、今 ですかね。
ソーシャルビジネス関連の著書を読んでいると大抵 今動け!みたいな、お金を貯めてからでは遅い!みたいな(笑)ことが書かれているのだけれど…
そういうわけにもねぇ。
まあアイデアがあればすぐ動けという意味なのかな。
新しい可能性
5/1発売のビックイシュー買いました!
ビックイシューブログになるんじゃないかここ(笑)
今回気になったのは「スモールハウスムーブメント」
どうやら小さいおうちというのが流行っているらしい。
百聞は一見に如かずということで、スモールハウスなどの新しい住まい方について提案している「YADOKARI」という組織のページをご覧ください↓
大きさは様々だけどキャンピングカーくらいの広さのおうちだったり、湖上のボートハウスだったり、斬新でクリエイティブで夢みたいな「住まい方」の新しい形を提案しているようです。
そしてそれがいまブームだそうです。
私は田舎の方に住んでいることもあって、わりと広い家に住んでいるので、小さいおうちに住むというのが全く想像つかない(笑)
でもこんなご時世でね、例えスモール化されてても自分が夢に描いたようなおうちに、現実的な価格で住めるっていうコンセプトはとても素敵だな、と思う。
さらには、YADOKARIの企画の中で、廃棄建材をリサイクルする企業と共同でスモールハウスの構想中だそう。(ビックイシューのインタビューより)
エコ!
驚くことにファミリー層にもニーズ(というか関心)があるらしい。
子供が小さいうちなら、高い賃料払ってアパートやマンションに住むよりは、おしゃれで夢のあるスモールハウスで暮らして貯金した方がいいのかな。
(そもそも全部現実的なビジョンにつなげようとする私の考え方がいけないのかな(笑))
コストが下がるのは単にリサイクル廃材や土地の小ささだけではないようだ。
それが プロボノ という存在。
これは私も憧れている働き方で、
こんな風に役立てたら、と思ってる。
プロボノとは、
社会人が自らの専門知識や技能を生かして参加する社会貢献活動。ラテン語の「Pro bono publico(公益のために)」からきている。
(コトバンク より)
例えばスモールハウスの例でいくと、YADOKARI の活動に共感した建築家などが、住宅のリノベーションの際にその専門知識を活かして意見をだしたり、リノベーションを手伝ったりする。
これは無償でやる。つまりボランティアといったところか。
YADOKARIスタッフではないけれど、ボランティアとして週末や本業が休みのときに働く、こういった働き方をプロボノという。
自分の知識を活かしてプロジェクトに参加する、そういうプロジェクトは資本でなんとかできちゃう大企業が起こすものではないから、その活動の成果が誰かを幸せにするという結果が目に見える。
やりがい、達成感もあるし、
いい気分転換にもなる。
それって社会貢献みたいだけど、
自分の人生も豊かにする、
なんだか下心のない素敵な活動だと思う。
社会貢献の形はいろいろあって、
募金やボランティアだけでもないし、
ソーシャルビジネスのようにハードルの高いものだけでもない。
「社会貢献」をわざわざ意識する必要はない。
ただ、こんな風に、もっと多くの人が多くの可能性を知って、
その可能性がもっともっと多くの人を助けるものになるのなら、幸せになる人が増えるんじゃないかなと、それだけ思う。
プロボノについて詳しくはこちらにも。
多分そういうこと
学校で、いや、幼稚園でさえ、あなたたち大人は私たち子どもに、世のなかでどうふるまうかを教えてくれます。たとえば、
* 争いをしないこと
* 話しあいで解決すること
* 他人を尊重すること
* ちらかしたら自分でかたづけること
* ほかの生き物をむやみに傷つけないこと
* わかちあうこと
* そして欲ばらないことならばなぜ、あなたたちは、私たちにするなということをしているんですか。
争いをしている人、
話しあいで解決することができない人。
他人を尊重しない人、
ちらかしたら自分でかたづけない人、
ほかの生き物をむやみに傷つけてしまう人、
わかちあえない人、
そして欲ばる人、
こういう人たちは、
また、こういう環境にいる人たちは、
教わってないんだ。誰からも。
彼女は大人が教えてくれたという。
教えてくれたのに、大人はそうしていないという。
彼女はカナダ出身で、恵まれた環境に生まれたと自覚している。
教育が紛争をなくすってどういうことだろうと考えてた。
どういう理屈でそう言われているのだろうと。
でも単純に言ったらこういう話なんだろうな。
つまり、子供たちに平和を教えること、
世界には様々な人がいて、たくさんの文化や宗教があるけれど、でもみんな仲間なんだと教えること。
環境問題に関しては先進国が率先してやらなければならないと思う。環境問題に関しては彼女の言うことは正しいと思う。
教育が大事なのはこういうところだ。
まだ完全な答えではないけれど、
妙な納得は感じている。
思わぬ事態
ブログを書こうと思ったきっかけというのも、
最近どうもボキャブラリーが減った気がするというか
会話の切り替えしが遅くなったというか
一時期毎日ブログを書いていた頃(暇だったなあ 書くことあったのかな)
に比べると言語能力の衰えを感じていまして。
(たいしたものがあったわけではない)
些細なことでも文章を書くことって
脳の活性化に良い気がする。
読書もしかりだと思う。
ところで書き溜めていた下書き記事が
消えているのはなぜでしょうか。
私が消したのか。
それとも一定期間いじらないと削除されるシステムなのか(まさか。)
ざっくり書きますと、「難民」のお話
以前に難民を救うには支援しかないのかなぁと書いていたのですが、
やっぱりそんなことはなかった!!!!!!
もちろん、即効性はないのですが
根本的に解決できる(かもしれない)。
というのも、前回ご紹介した
- 作者: 竹井 善昭,米倉誠一郎
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こちらで、教育が紛争を解決します というような記述を発見しまして、
(手元に本がないので原文があやふや)
でも根拠がかかれていなかったのです。
そのことについて記事を書いていたのに何処へ。。。
で、今根拠を探っている最中でして、
例えば 教育が貧困を解決する ならわかるのです。
(理屈についてはいったん省略。個人的に考えていたことと類似したことが書かれているページを発見したので詳しくはこちら→
活動内容|世界寺子屋運動|公益社団法人日本ユネスコ協会連盟 )
それで今「教育 紛争 解決」をキーワードに調べ中
それに関連して読もうと思っている本は
これとか。
あとは Room to Readという団体について調べてみようと。
(こちらも詳しくは追記か別の機会にて)
教育に関連したBOPビジネス(や支援団体)はすでに様々あるので、
紛争解決×教育×ビジネス も可能なのかなと。
いちいちビジネスにつなげるなんてやっぱり偽善じゃないの、という声も聞こえてきそうなのですが、個人的な考えとしてはやはり資本の循環なしに長期的な運営はできないと思っていて、(そもそも単に支援するだけならすでにたくさんの大きな組織が動いているわけですし)そういった意味でビジネス化というのは重要視しています。
もちろん、もともとお金を動かす仕事がしたくて経済学部に入ったようなものなので
(あ、経済学部です)
ソーシャルビジネスに行き着いた経緯を話し忘れてたなぁ・・・
それも書こう。
(だいぶずれたので)
まとめ。
・難民問題解決(難民問題を引き起こしている紛争解決)の手段に
教育はなりえるのか。
・明確なアプローチのために↑その理屈を探りたい。
という記事でした。