「魚を与えることではなく、魚の釣り方を教える」

偽善ではない、でも自分の希望のために、そしてそれが誰かの希望になる可能性のために。BOPビジネスに関心のある大学生の備忘録

新しい可能性

5/1発売のビックイシュー買いました!




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ビックイシューブログになるんじゃないかここ(笑)

今回気になったのは「スモールハウスムーブメント」


どうやら小さいおうちというのが流行っているらしい。


百聞は一見に如かずということで、スモールハウスなどの新しい住まい方について提案している「YADOKARI」という組織のページをご覧ください↓

http://yadokari.net:未来の住まい方会議



大きさは様々だけどキャンピングカーくらいの広さのおうちだったり、湖上のボートハウスだったり、斬新でクリエイティブで夢みたいな「住まい方」の新しい形を提案しているようです。

そしてそれがいまブームだそうです。






私は田舎の方に住んでいることもあって、わりと広い家に住んでいるので、小さいおうちに住むというのが全く想像つかない(笑)


でもこんなご時世でね、例えスモール化されてても自分が夢に描いたようなおうちに、現実的な価格で住めるっていうコンセプトはとても素敵だな、と思う。

さらには、YADOKARIの企画の中で、廃棄建材をリサイクルする企業と共同でスモールハウスの構想中だそう。(ビックイシューのインタビューより)
エコ!


驚くことにファミリー層にもニーズ(というか関心)があるらしい。
子供が小さいうちなら、高い賃料払ってアパートやマンションに住むよりは、おしゃれで夢のあるスモールハウスで暮らして貯金した方がいいのかな。

(そもそも全部現実的なビジョンにつなげようとする私の考え方がいけないのかな(笑))










コストが下がるのは単にリサイクル廃材や土地の小ささだけではないようだ。

それが プロボノ という存在。



これは私も憧れている働き方で、
こんな風に役立てたら、と思ってる。


プロボノとは、

社会人が自らの専門知識や技能を生かして参加する社会貢献活動。ラテン語の「Pro bono publico(公益のために)」からきている。

(コトバンク より)



例えばスモールハウスの例でいくと、YADOKARI の活動に共感した建築家などが、住宅のリノベーションの際にその専門知識を活かして意見をだしたり、リノベーションを手伝ったりする。
これは無償でやる。つまりボランティアといったところか。



YADOKARIスタッフではないけれど、ボランティアとして週末や本業が休みのときに働く、こういった働き方をプロボノという。




自分の知識を活かしてプロジェクトに参加する、そういうプロジェクトは資本でなんとかできちゃう大企業が起こすものではないから、その活動の成果が誰かを幸せにするという結果が目に見える。
やりがい、達成感もあるし、
いい気分転換にもなる。



それって社会貢献みたいだけど、
自分の人生も豊かにする、
なんだか下心のない素敵な活動だと思う。


社会貢献の形はいろいろあって、
募金やボランティアだけでもないし、
ソーシャルビジネスのようにハードルの高いものだけでもない。

「社会貢献」をわざわざ意識する必要はない。
ただ、こんな風に、もっと多くの人が多くの可能性を知って、
その可能性がもっともっと多くの人を助けるものになるのなら、幸せになる人が増えるんじゃないかなと、それだけ思う。






プロボノについて詳しくはこちらにも。