「魚を与えることではなく、魚の釣り方を教える」

偽善ではない、でも自分の希望のために、そしてそれが誰かの希望になる可能性のために。BOPビジネスに関心のある大学生の備忘録

出会い

そもそもソーシャルビジネスに興味をもったきっかけとは。





これ、まんま留学の志望理由みたいな感じになるんだけど(笑)

去年、「社会問題」という講義を受講していて、ある回で雨宮処凛さんが講演にきてくださったんですね。


日本の若年層の貧困問題に関して活動されていて、たくさん著書もあります。
そこで、自分のいるこの日本にも貧困に苦しむ人が多くいることを知って衝撃を受けました。

例えば、奨学金
貸与型の奨学金もあるけれど、それだけでは足りなくて返済型の奨学金も借りて大学にいき、卒業する頃には数百万〜一千万近くの借金を負った状態になって社会にでる学生も多くいる、と。


マイナスからのスタートで、その返済が大変なだけでなく、それが原因で結婚できなかったりする人もいる。
せっかく大学に四年間通ったのにそれはひどい。
受講者の中にも、奨学金を借りていて将来そういう状況になるからとても不安だと言っている学生がいました。



それは本人の責任ではなく、社会制度の責任だよなぁ。
極端な話だけれど、トルクメニスタンなんて学費も光熱費も留学費用もタダなのに。(それは資源が豊富だから豊かであるのだけれど。) トルクメニスタンからの留学生は、「自分は将来日本とトルクメニスタンのビジネスをつなぐ役割を果たすから、それが国の利益につながるから、だから国はそのための投資として自分を日本に派遣してくれてお金もだしてくれている。」と言っていた。




話がまとまらなそうなので戻すと、
マンガみたいな話が本当に日本にも蔓延っている。
京都の認知症母殺害事件の話しかり、
(閲覧注意です→ 京都認知症母殺害心中未遂事件のノンフィクション漫画が辛過ぎる・・・ : 2chコピペ保存道場 )
イキガミ(漫画、小学館)のネットカフェ難民の青年の話しかり
(ごめんなさい、何話か忘れました。)

それに衝撃を受けました。






知ってしまった以上、何もしないでいることもできないし、
というか、助けが必要な人達がもっといて、
もっともっと知らないことがあるのかと思うと恐ろしくて。


そこで 社会貢献×ビジネス をキーワードに調べていたらBOPビジネス(BOPビジネスとは - 「魚を与えることではなく、魚の釣り方を教える」) に出会い、
さらに調べていくと社会貢献の仕方は多様であるので、
より大きな集合のソーシャルビジネスに関心を持ち始めた、というのが流れですね。






いかんせん今は知らないことが多すぎる。




少し古いのだけれど
日本の若年層の貧困について
もう少し例をみたい方は
こちらもどうぞ。
雨宮処凛さんの著書のひとつです。





あれになりたい、
これになりたい
というのはいろいろあるのだれけど、
(前回の記事で紹介したプロボノしかりね)
貢献したいのに私が貧困になってしまっては本末転倒なので、まずは社会をみたいということで普通に就職をしたり、新しい働き方を探したり、
そして何より現実を見たいと思っている
のが、今 ですかね。

ソーシャルビジネス関連の著書を読んでいると大抵 今動け!みたいな、お金を貯めてからでは遅い!みたいな(笑)ことが書かれているのだけれど…
そういうわけにもねぇ。
まあアイデアがあればすぐ動けという意味なのかな。





とりあえず手始めに
東南アジアにいってみたい。
夏にベトナムに行きます。